



下半身ケアに欠かせない着圧レギンスですが、妊娠初期や産前産後のデリケートな時期に着用するのはやや不安を感じてしまうものです。
本記事では、伸縮性に優れておすすめのマタニティ向けの着圧レギンスを5商品紹介していきます。
機能性を重視しつつ、おしゃれを邪魔しない色味も豊富なのでぜひチェックしてみてください。
- マタニティ向けの着圧レギンスはできるだけ身体に負担がかかりにくいものを選ぶ
- ホルモンバランスの乱れで身体がデリケートになっているため、マタニティ向けの着圧レギンスは重宝する
- 着圧レギンスには身体を冷やさないようにする役割もある

東京生まれ。東京育ち。
22年間住んだ東京を離れて、仕事で福岡へ移住。
広告代理店を経て、東京へ出戻り。
現在は、ライターとして活動中。
趣味は食べ歩き、サウナ、デトックス。
マタニティ向けの着圧レギンスでおすすめの選び方3選
ここでは、マタニティ向けの着圧レギンスのおすすめの選び方を3つ紹介します。
- 選び方①サイズはぴったりかワンサイズ大きめを選ぶ
- 選び方②体形変化に合わせてアジャスター付きを選ぶ
- 選び方③素材で選ぶ
お腹の赤ちゃんや自分自身に負担のかかりにくい着圧レギンスを選ぶためにも参考にしてください。
選び方①サイズはぴったりかワンサイズ大きめを選ぶ
着圧レギンスの効果を実感するためには、自分にあったサイズぴったりのものを着用する必要があります。
仮に妊娠前にMサイズを着用していた方であれば、妊娠初期は体形がそれほど変わらないため、妊娠前と同じサイズでも問題ありません。
お腹が大きくなって、窮屈に感じたらワンサイズ大きめのものを選ぶのがおすすめです。
選び方②体形変化に対応できるようにアジャスター付きを選ぶ
妊娠中や産後はお腹周りを中心に体形が変化していくため、体形変化に対応できるようにアジャスター付きを選ぶのがおすすめです。
お腹周りの紐やボタンで適切な位置に調整できるため、妊娠初期から産後にかけての体形変化にも柔軟に合わせられることから長く着用できます。
選び方③素材で選ぶ
身体の全体がデリケートになりがちなので、レギンスの素材にもこだわりを持つと快適に過ごせます。
マタニティ向けの着圧レギンスでおすすめの素材は、季節感も考慮して以下がおすすめです。
- コットン
- 接触冷感生地
- ウール
それぞれ特徴やおすすめの理由などを紹介していきます。
コットン|通年使える
コットン素材のマタニティ向けの着圧レギンスは、保温性や通気性、さらには吸汗性に優れているのでおすすめです。
また、オールシーズン着用できるので、レギンス選びで迷ったら肌にやさしいコットン素材を選ぶのも良いでしょう。
デリケートになっている身体を労りつつ、履き心地も良いのでマタニティ向けの着圧レギンスとして最適です。
コットン素材のように、天然素材を使用したレギンスは妊娠中や産後の身体にやさしいので重宝します。
接触冷感生地|夏におすすめ
妊娠や産後時期が夏なら、ひんやりとした接触冷感生地の着圧レギンスもおすすめです。
夏の蒸し暑い中でも快適に履けるようにと、さまざまなメーカーから接触冷感生地の着圧レギンスが販売されています。
接触冷感生地の着圧レギンスには、プラス機能でUVカットや吸汗性などが搭載されたものも多く存在しています。
妊娠中は特に体温が高くなりがちなので、辛い夏を乗り切るためには夏仕様に工夫された着圧レギンスの着用がおすすめです。
さらに夏場は肌を露出させる機会も多くなるので、ファッションに1枚取り入れても良いでしょう。
ウール|冬におすすめ
ウール素材のマタニティ向けの着圧レギンスは、冬場に取り入れるのがおすすめです。
妊婦さんは身体が冷えると倦怠感や腰痛、さらには腹部が張るなどの症状が現れる可能性があります。
ウール素材はとにかく暖かく保温性が高いので、しっかり厚手素材でデリケートになっている身体をふんわりと包み込んで快適な履き心地を提供してくれます。
ウールに似た素材として、起毛タイプもおすすめです。
起毛タイプはよくトレーナーやパーカーなどに使われており、一定の長さに毛羽をカットして作られた生地のことです。
起毛タイプには「裏毛」と「裏起毛」に分かれるのですが、マタニティ向けの着圧レギンスであれば「裏起毛」が最適です。
裏起毛は質感がとても柔らかく、ボリューム感のある見た目で保温性も高いので防寒対策としても優秀だといえます。
マタニティ向けの着圧レギンスを着用するメリット
- お腹周りを覆って冷えから身体を守ってくれる
- お腹周りの締め付けが少ないから臨月まで負担が少ない
- 産前産後まで長く履ける
マタニティ向けの着圧レギンスを着用するメリットとは、第一にお腹周りを覆って冷えから身体を守ってくれる点です。
妊娠中のデリケートな身体はちょっとした変化に弱く、自律神経やホルモンバランスが乱れたり、むくみを感じたりします。
冷え性の方は特に寒さ対策をする必要があるので、マタニティ向けの着圧レギンスを1枚持っておくと便利です。
伸縮性も高いので動きやすく、妊娠中や産後に身体を動かしたい方にもおすすめです。
ちょっとした散歩やヨガなどにも最適で、おしゃれを楽しみたい方は着まわしやすいデザインが多いのも特徴です。
マタニティ向けの着圧レギンス5選
ここではマタニティ向けの着圧レギンスを、5種類厳選して紹介します。
マタニティ向けの着圧レギンスは、「補正力」よりも身体のことを考えて「着心地」をメインに選びましょう。
商品名 | 価格(税込) | コスパ | 着心地 | 補正力 |
---|---|---|---|---|
マタニティレギンス+X | 390円 | |||
エンジェリーベ 裏シャギー レギンス | 3,278円 | |||
ワコール マタニティルームウェア | 7,150円 | |||
Miwoluna マタニティレギンス | 1,680円 | |||
無印良品 ストレッチリブ編み十分丈レギンス | 790円 |
自分が求める条件などをそれぞれ比較してみましょう。
マタニティレギンス+X
マタニティレギンス+X | |
---|---|
サイズ展開 | M・L |
特徴や機能 | 総ゴム入り・ゴム取替え口あり、高い伸縮性、なめらかな肌触り |
素材 | レーヨン50%・綿46%・ポリウレタン4% |
カラー | 2色 |
価格(税込) | 390円 |
公式サイト |
マタニティレギンス+XはGUから販売されているレギンスです。
妊娠初期から産後まで着用可能なため、コスパがかなり高いです。
ウエスト部分はゴム調節が可能で、締め付け感が少ないソフトな履き心地が大きな特徴。
伸縮性が高く肌触りが非常になめらかなので、敏感肌の妊婦さんでも安心して履くことができます。
お腹周りはゆったりしていて、厚手過ぎないものが好みの方にはおすすめです。
マタニティレギンス+Xの口コミ
妊娠前Mサイズですが、双子妊娠7ヶ月でお腹が普通の妊婦さんより大きいため、Lを買いました。太もも〜足首はゆるゆるでスパッツという感じではないですが、マタニティパジャマとしてはお腹をすっぽり包めて、締め付けもなくいいかんじです。
履き心地はゆったりしていて、妊娠期間中に想像以上に太り、お腹もとてと大きくなりましたが苦しくならずとてもよかったです。
エンジェリーベ 裏シャギー レギンス
エンジェリーベ 裏シャギー レギンス | |
---|---|
サイズ展開 | S・M・L・LL・3L |
特徴や機能 | 産前産後対応、裏シャギー、ストレッチ素材、アジャスター付き |
素材 | ポリエステル95%、ポリウレタン5% |
カラー | 2色 |
価格(税込) | 3,278円 |
公式サイト |
エンジェリーベ 裏シャギー レギンスは極上あったかアイテムとして、冬場に最適なマタニティ用の着圧レギンスです。
レイヤードスタイルのリブレギンスなのでトレンド感満載で、毎日のおしゃれに1枚取り入れやすのも大きな特徴です。
伸縮性が高く、伸びの良いふんわりとした裏シャギー仕様です。
股下は深めに作られており、ゆとりを持たせたい妊娠中~産後のママさんにぴったり!
大きくなったお腹部分の締め付け感は全くなく、伸びの良いストレッチ素材でお腹周りを快適に包み込んでくれます。
エンジェリーベ 裏シャギー レギンスの口コミ
双子妊娠中、経産婦です。
8ヶ月に入り、お腹周りが単胎妊娠の臨月くらいになりました。
妊娠前はLサイズのパンツを着用していましたが、マタニティLではアジャスターのボタンが当たって痛くなってきました。
LL完売だったので3Lを購入したところ、ピッタリでした。
すごく楽になりました。
買ってよかったです。
身長162cm
体重(妊娠前)55kg、(購入時)63kg
7ヶ月頃から使い始めました。お腹は問題ないのですが、股まわりのフィット感が悪く布地が股下に余ってしまって、はき心地がその分良くないです。
見た目はスッキリしており、冬場のスカート下にはくのにちょうど良い厚みです。
ワコール マタニティルームウェア
ワコール マタニティルームウェア | |
---|---|
サイズ展開 | M・L |
特徴や機能 | 産前産後対応、細身タイプ、テープレス |
素材 | レーヨン50%、綿45%、ポリウレタン5% |
カラー | 3色 |
価格(税込) | 7,150円 |
公式サイト |
ワコール マタニティルームウェアは肌触りが良く伸縮性が高い素材を使用しており、妊娠初期から産後まで着用可能です。
ウエスト部分はお腹が大きくなるにつれて苦しくなりがちなので、薄手の生地を伸ばしたり折り返したりして着用することができます。
しかもテープレスなので、産前産後の変化にも対応している嬉しいポイント付きで快適性が高いです。
細身タイプなので、シルエット補正が入り綺麗に見せてくれるのも大きな特徴です。
ワコール マタニティルームウェアの口コミ
生地が柔らかく、ストレッチも効いているのでとても履きやすいです。足首あたりはピタッとしているのではなく、ゆとりがある感じです。
薄手ですが、お腹周りまでカバーできるので、快適です。伸びる素材なので、きつくもなく、シルエットも綺麗なので産後にも使えそうです。
Miwoluna マタニティレギンス
Miwoluna マタニティレギンス | |
---|---|
サイズ展開 | M・L・XL |
特徴や機能 | 9分丈、産前産後対応、オールシーズン着用可能、ウエストサイズの調整可能、ストレッチ素材 |
素材 | 綿100% |
カラー | 2色 |
価格(税込) | 1,680円 |
公式サイト |
Miwoluna マタニティレギンスは妊婦さんの身体に寄り添ったレギンスで、ストレッチ素材のおかげで締め付け感がなく心地良いと評判です。
お腹周りはゆったりとしているのに、太ももから足首まではしっかりとホールドしてくれます。
ウエスト部分のサイズ調整がボタンで行えるので、妊娠直後やお腹が大きくなった後はもちろんのこと、産後にも着用できる点が魅力です。
カラーバリエーションは全2色ですが、どれも着回ししやすいカラー展開で日々のファッションにも取り入れやすいです。
Miwoluna マタニティレギンスの口コミ
いまのサイズ感は余裕があって満足です。まだ10週でお腹が出てきていないので、大きくなった時にどこまで耐えられるかなというところです。
手触りは悪くないです。
保温性能はそれなりなので、膝くらいまでの丈の長いシャツやチュニックとかと一緒に着るのがいいかなと思います。春先に向けてに役立ちそう。
妊娠後期に購入し、良かったので色違いも買い足しました。出産後もウエストがゴムになっていて、簡単に調節して着用できます。裾の猫が可愛いのも気に入っています。
無印良品 ストレッチリブ編み十分丈レギンス
無印良品 ストレッチリブ編み十分丈レギンス | |
---|---|
サイズ展開 | XS・S・M・L・XL |
特徴や機能 | ストレッチリブ編み、10分丈、オーガニックコットン使用 |
素材 | 綿97%、ポリウレタン3% |
カラー | 2色 |
価格(税込) | 790円 |
公式サイト |
無印良品 ストレッチリブ編み十分丈レギンスは、オーガニックコットンを使用した綿多めの着圧レギンスです。
天然素材をふんだんに使ったレギンスなので、デリケートになりがちな妊娠中や産後の肌におすすめです。
リブ編み模様がシンプルなのにちょっとしたアクセントを醸し出しているので、妊娠中でもおしゃれを楽しみたい方にも最適なデザインだといえます。
全体にゆとりのあるレギンスなので、ぴったりとしたものが欲しい方はワンサイズ下でも良いでしょう。
基本的には身長やヒップ周りなどがぴったりのサイズを購入するのがおすすめなので、公式サイトが提示しているサイズを確認の上購入しましょう。
無印良品 ストレッチリブ編み十分丈レギンスの口コミ
小学校高学年の子供用に購入しました。
天然素材で肌触りもよく色も使いやすいようで、短パンに重ねたりヘビロテしています。
柔らかい素材なのはいいのですが、膝の穴あきが心配なので星4つにしました。
綿素材で縫い目がちくちくしにくそうな触れ込みだったので購入しました。
他の方のレビューにもある通りほとんど綿素材かつしめつけが少ないので、常時こすれる事によるちくちくが気になる人や綿の配合高めのほうがいい人にはおすすめです。
私はひどい乾燥肌で、某会社の体からの湿気で体をあたためる類のもの、大体合成繊維なんですが、乾燥が進行してしまいこれらが長く着ていられないので助かります。
縫い目のちくちくは私は感じたほうです。縫い目はロックミシンで細かく縫われているようですが、生地が分厚く伸びやすいので、アイロンをかけたとしても立ち上がって、縫い目がなんとなく波打つのが原因かなと思います。
ちょっとお高くなってもいいので、縫い目を伏せ縫いに出来ないでしょうか。(でも元の生地が分厚いから余計ごろごろしてしまうかな……)
マタニティ着圧レギンスに関するよくある質問
最後に、マタニティ着圧レギンスに関するよくある質問を紹介します。
- 妊婦用の着圧レギンスはいつから履いて良いの?
- 妊娠中は締め付けがダメなはずなのにどうして着圧レギンスが推奨されているの?
- 妊娠中でも弾性ストッキングで代用は可能?
- 妊娠中のサイズは一回り大きめの方が良い?
妊婦用の着圧レギンスはいつから履いて良いの?
妊娠5~6ヶ月目頃から着用するのがおすすめです。
妊娠5~6ヶ月目頃は、通常のパンツだとウエスト部分が苦しいと感じやすい時期だといわれています。
締め付けが強くなってきたなと感じたら、マタニティ用の着圧レギンスに履き替えるのがおすすめです。
ですが、過去に出産経験がある方は自身の体調を見ながら初期から履いても良いでしょう。
妊娠中は締め付けがダメなはずなのにどうして着圧レギンスが推奨されているの?
妊娠中に着圧レギンスが良いといわれる理由は、大きく分けて以下が挙げられます。
- 脚への負担を緩和
- お腹周りの張りを軽減
- 脚全体の活性化
- ホルモンバランスの乱れや疲労などによるむくみ防止
上記の問題を緩和してくれる上に、旅行中や元々ぽっちゃり体型の方でも着圧レギンスを履けば脚全体がスッキリして見えるのでおすすめです。
ちょっとした変化で身体に負担がかかりやすいのが妊娠中や産後の時期なので、リフレッシュ目的としても最適だといえます。
もちろん履く前や持病などがある方は、事前にかかりつけ医に相談してからがおすすめです。
人によって身体の状態は異なるので、健康状況に応じて使い分けましょう。
妊娠中でも弾性ストッキングで代用は可能?
弾性ストッキングは「医療器具」として登録されており、圧迫圧の強さを重視して作られています。
そのため、過度な締め付けはできるだけ避けた方良いでしょう。
弾性ストッキングではなく、着心地や肌触りの良さが特徴のマタニティ用着圧レギンスがおすすめです。
妊娠中のサイズは一回り大きめの方が良い?
本記事でも紹介した通り、妊娠中のサイズは自分にあったサイズぴったりのものを着用する必要があります。
最初は身長やヒップ周りなどに合ったサイズを着用し、正しい位置に加圧が来るようにします。
ですが妊娠中はお腹周りを中心に体形変化していくので、妊娠前のサイズで窮屈に感じて来たらワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめです。
マタニティ着圧レギンス まとめ
- マタニティ向けの着圧レギンスはできるだけ身体に負担がかかりにくいものを選ぶ
- デリケートになっているためマタニティ向けの着圧レギンスは重宝する
- 着圧レギンスは身体を冷やさないようにする目的にも使える
マタニティ向けの着圧レギンスをいくつか紹介してきました。
デリケートな身体になりやすく、その上自分1人の身体ではないため、締め付けが少ないマタニティ向けの着圧レギンスの着用はおすすめです。
お腹周りはゆったりめで、脚全体は程よくケアしてくれるレギンスは多く存在しています。
妊娠・産後の時期や自分の身体の状態に合わせて、本記事を参考にぴったりな着圧レギンスを選びましょう。