



骨盤サポートやむくみ対策で人気の着圧レギンス。
産後は骨盤が開き、体のゆがみを抱える方も多いため、着圧レギンスで骨盤をサポートしようと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、産後の身体は交通事故にあったのと同じ状態と言われるほど消耗しており、早いタイミングから履くと体に負担がかかり逆効果になる恐れもあります。
そこで今回は、産後に着圧レギンスはいつから履いていいのか、履くメリットや実際の口コミなどを紹介していきます。
産後の着圧レギンスが気になる方や購入を検討されている方はぜひチェックしてみてください。

研究員
世の女性の理想のスタイルを叶えるため
ナイトブラ・着圧レギンスの情報を発信中。
産後に着圧レギンスを履けるのはいつから?
産後に着圧レギンスを履けるのは、産後6~8週間以降からと言われています。
産後6~8週間ごろまでは産褥期と呼ばれ、赤ちゃんが産まれるために変化した身体を戻す時期です。
この期間に無理な運動や締め付けを行うと、身体の回復が遅くなってしまいます。
産後の身体は、交通事故と同レベルのダメージを受けていると言われるため、着圧レギンスの着用は産褥期を終えてからにしましょう。
また、産後に着圧レギンスを履ける時期は、分娩方法によって異なりますので、参考にしてみてください。
自然分娩
自然分娩の場合、産後に着圧レギンスを履けるのは産後6週間以降からと言われています。
産後の身体の回復が順調であり、悪露が落ち着いてきたころが目安です。
しかし、身体の回復スピードや体調の変化は人によって異なるため、必ず6週間ごろから履いていいわけではありません。
また、着圧レギンスのメーカーによっては、2ヶ月以降から推奨されているものもあります。
メーカーが推奨している時期や商品の締め付け具合など、詳細を確認してから、使うようにしましょう。
産後に最短で着圧レギンスを履きたい方は、1ヶ月検診で医師に着圧レギンスを履いてもいいのかを相談するとスムーズです。
帝王切開
帝王切開の場合、産後に着圧レギンスを履けるのは8週間(2ヶ月)ごろからと言われています。
帝王切開の傷口は着圧レギンスに被ってしまうので、2か月経過以前から着用してしまうとかゆみが出たり、傷の治りが遅くなる可能性があります。
産後の着圧レギンスは、傷口が閉じて安定してから履くのがおすすめです。
着用を開始するときは、30分や1時間などの短い時間から始めて身体を慣らしましょう。
出血や痛みが出た場合に備えて、平日の午前中から着圧レギンスを履くよう意識すれば、医師にもすぐに相談しやすいはずです。
時期だけでなく、履き始める日の時間帯もチェックしておきましょう。
産後に着圧レギンスを履くときの注意点は?
ここでは、産後に着圧レギンスを履くときの注意点を紹介します。
- 産後の身体戻しは焦らない
- 長時間の使用は避ける
- 身体に合ったサイズを選ぶ
大きく分けて上記の3つが挙げられます。
産後のデリケートな時期だからこそ、着圧レギンスを履く際の注意点も多いので、きちんとチェックしておきましょう。
産後の身体戻しは焦らない
出産後は、身体の状態が繊細であるにもかかわらず、子育てが最もハードな時期で特に疲れが溜まりやすいです。
そのため、身体戻しを焦ってしまうと、身体の回復が遅れるだけでなく、精神的にも落ち込みやすくなってしまいます。
身体の変化や歪みが目に見えて分かるため、焦って身体を戻したくなりますが、まずは身体の回復と子育てを優先しましょう。
身体の回復が良好で子育てをはじめとした生活リズムをつかめるようになってから、着圧レギンスを履くようにするのがおすすめです。
長時間の使用は避ける
産後は、身体や肌がデリケートなので、無理に長時間使用してしまうと、体調が悪くなったり、肌がかゆくなったりしてしまいます。
長時間履くことを推奨されている着圧レギンスもありますが、産後は特に身体が敏感です。
少しでも違和感があれば履くのを中止しましょう。
着圧レギンスを履くときは、時間を決めて短時間だけ使用するのがおすすめです。
身体に合ったサイズを選ぶ
産後に着圧レギンスを購入するときは、産後の身体にフィットするサイズを選びましょう。
早く戻したいからと、きつめのサイズを選んだり、産前に使用していたサイズの合わないものを使ったりすると、身体に負担がかかってしまいます。
反対に大きすぎてしまうと、着圧レギンスを履く意味が無くなってしまうので、履き始めるタイミングでサイズを測ってから購入しましょう。
また、同じサイズ表記でもメーカーによってサイズが異なるケースもあるので、よく確認してから購入するのがおすすめです。
産後に着圧レギンスを履くメリット
ここでは、産後に着圧レギンスを履くメリットを紹介していきます。
- メリット①産後の骨盤サポート
- メリット②冷えやむくみによる不妊対策
- メリット③カロリーを消費しやすくなる
メリット①産後の骨盤サポート
産後に着圧レギンスを履くと、骨盤の開きやゆがみをサポートし、日常生活の動きをスムーズにしてくれます。
産後は、骨盤が開いた状態でグラグラしているので歩きづらく、姿勢が悪くなりやすいです。
着圧レギンスは、お腹や腰回りに圧をかけることで骨盤を正しい位置へと促してくれます。
そのため、歩行サポートはもちろん、ウエストの引き締めやヒップアップにもつながるのでおすすめです。
骨盤は、時間と共に自然に戻っていきますが、着圧レギンスを履くと骨盤が支えられるので、身体への負担が減ります。
身体の回復を早めたい方にも産後の着圧レギンスはもってこいです。
メリット②冷えやむくみによる不妊対策
産後に着圧レギンスを履くと、加圧効果で血行が良くなり、冷えやむくみを軽減してくれます。
産後は血行が悪くなるため、象の足のように脚がむくむと言われているため、冷えや痛みを訴える方が多いです。
また、身体の冷えは不妊の原因になります。
着圧レギンスで圧を与えれば、冷えやむくみのケアができ、お腹周りもすっきりします。
産後に起こりやすい、こむら返りや足のつりは血行が悪いと引き起こされるため、足の痛みに悩んでいる方にもおすすめです。
メリット③カロリーを消費しやすくなる
着圧レギンスを履くと、カロリー消費量が増えると公表しているメーカーもあります。
産後は子育てや家事に追われるため、運動の時間が取れない方も多いのではないでしょうか。
しかし、カロリー消費量が増えると公表されている着圧レギンスなら、日常生活の動きが軽い運動のような状態になるため、産後で運動に時間を確保できない方にピッタリです。
産後に着圧レギンスを履くデメリット
ここでは、産後に着圧レギンスを履くデメリットを紹介していきます。
- デメリット①お腹や足がかゆくなる
- デメリット②締め付けがキツ過ぎる
デメリット①お腹や足がかゆくなる
着圧レギンスは締め付け感があるため、圧迫感を感じやすいお腹周りや足が、かゆくなる可能性があります。
産後はホルモンの関係で肌が敏感になりがちで、普段よりも肌が荒れやすいです。
かゆみを感じた場合は、すぐに使用を中止し、ゆったりとしたズボンを履いて休憩しましょう。
また、長時間履き続けると汗をかいてかゆくなる場合もあるので、使用中は体調と相談しながら無理せず履くようにしてください。
デメリット②締め付けがキツ過ぎる
初めて着圧レギンスを履く方によくあるのが、お腹や足回りの締め付けがキツ過ぎるところです。
着圧レギンスは、ピッタリサイズでなければ締め付けがかなりきつく感じられてしまうので、履くのが辛く感じる方もいます。
特に産後に小さめのサイズを購入してしまうと、体調を崩してしまう恐れがあるのでサイズ選びは注意しましょう。
また、購入してすぐの状態の着圧レギンスは、締め付けがキツイと感じる方がいます。
使い始めは短い時間から試し、身体に着圧レギンスを馴染ませてから長時間すると、履くのが苦になりにくいです。
産後に着圧レギンスを履いた人の良い口コミ
ここでは、産後に着圧レギンスを履いた人の良い口コミを紹介します。
- 良い口コミ①散歩が運動になる
- 良い口コミ②部屋着としても使える
- 良い口コミ③足がすっきりする
良い口コミ①散歩が運動になる
素敵なキャンペーンありがとうございます!
産後できる運動は子供を乗せてベビーカーで歩くのみ…
着圧レギンスを履いていればそれすら良い運動になるなんて夢のようですね!
ぜひご縁がありますように!— はなちゃん (@Hana_campaign) March 3, 2020
一部の着圧レギンスではカロリー消費量が上がると公表されており、普段の生活を運動レベルの消費に変えられます。
産後は子育てや家事で忙しく、体力も落ちているため、運動になかなか時間が避けません。
そのため、体型戻しに時間がかかってしまいます。
着圧レギンスは履いて普段の生活を送るだけなので、産後のママさんにこそおすすめです。
良い口コミ②部屋着としても使える
産後の脚の浮腫み・骨盤の歪み矯正のために購入したベルシアーの着圧レギンス。
リブ素材になっていて使い心地もとってもいい。
脚の着圧の感じもきつすぎずちょうどいい感じで、骨盤周りまで圧があるのでウエストの矯正にも良い。
部屋着としても使えるのでずっと履いていられる。 pic.twitter.com/kVLY3aoz41— hane ⚚ (@hane_room) January 16, 2022
着圧レギンスはシンプルなデザインが多いため、部屋着として着用しても違和感がありません。
身体にフィットするサイズであれば、締め付けが心地よく感じられるので、産後のお家時間にうってつけでしょう。
また、メーカーや商品によっては私服と組み合わせることもできるので、おしゃれ感覚で楽しむのもおすすめです。
良い口コミ③足がすっきりする
びっくりするぐらい下半身デブになって、産後の骨盤矯正込みの着圧レギンスをAmazonで購入。なかなかの着圧で、パパに詐欺じゃね?と言われるほど足がスッキリ‼(๑°ㅁ°๑)‼✧
— tamama (@tamama00) October 11, 2013
産後は血流の流れが悪くなり、足のむくみに悩む方も多いです。
着圧レギンスは履くだけで、骨盤の位置を正しくサポートし、加圧効果で足や腰回りをスッキリと見せる特徴があります。
見た目で変化が分かるほど、スッキリと見せられるので足のむくみや太さが気になる方におすすめです。
産後に着圧レギンスを履いた人の悪い口コミ
ここでは、産後に着圧レギンスを履いた人の悪い口コミを紹介します。
- 悪い口コミ①汗をかくと履けない
- 悪い口コミ②足のむくみが悪化した
悪い口コミ①汗をかくと履けない
むくみと産後の体型直しのために着圧レギンス履きたいんだけど汗で全然履けなくて詰んでる
今朝は10分格闘の末に敗北した— あさみん (@asamin_731) August 18, 2023
着圧レギンスは加圧効果で滑りにくいため、汗をかくと履きにくくなってしまいます。
特に真夏や運動した後などは、手繰り寄せて履いても正しい位置に履けなかったり、微調整ができず履き心地が悪く感じたりする場合もあります。
汗をかいてしまったときは、汗が乾いてから使用するか、しっかりと汗を流してから着用するようにしましょう。
悪い口コミ②足のむくみが悪化した
私も産後足パンパンになりました😓
くるぶしまでの着圧レギンスみたいの履いたら余計悪化💦💦
痛くない程度にマッサージして
足上げてねたら二日ぐらいで良くなりました😊— chika☺︎_7y👧🏻1y🎀25w (@Chika_mama_) November 22, 2022
産後の身体は思った以上にデリケートで、着圧レギンスの加圧によって、足のむくみが悪化する可能性もあります。
正しい位置に履けていなかったり、サイズが合っていなかったりするとむくみの悪化はもちろん、体調を崩しかねません。
体調と相談しながら、自分に合った着圧レギンスを選ぶようにしましょう。
産後に着圧レギンスを履くのはどんな人におすすめ?
産後に着圧レギンスを履くのにおすすめな人は、骨盤をサポートしながら、身体戻しをしたい人です。
骨盤を正しい位置へサポートするので、腰痛や凝り対策になり、歩きにくさを軽減してくれます。
また、身体にフィットする締め付け感があるので、ウエスト・ヒップ・足をスッキリ見せられるのもポイントです。
履くだけですっきりとした印象に見せられるだけでなく、産後の生活のサポートまで行ってくれます。
産後で自分のために時間を作れないママさんにピッタリです。
産後に着圧レギンスを履けるのはいつから? まとめ
産後に着圧レギンスを履けるのはいつからと、メリットや口コミを紹介しました。
産後に着圧レギンスを履けるのは、自然分娩は6週間目以降、帝王切開は8週間目以降から履けます。
骨盤のぐらつきで歩行サポートしたい方や、むくんだ下半身をスッキリさせたい方におすすめです。
また、産後は育児で自分に時間が取れないので、子供の散歩や家事を運動に変えたい方はぜひ着圧レギンスを試してみてください。