その悩み、実は外出自粛と関係が!?ヘアトラブルの原因とは
「髪の毛が薄くなってきている気がする……」「近頃抜け毛が増えてきた……」「気づいたら円形脱毛が!」そういった悩みを抱える方が最近増えているようです。実はそのヘアトラブルの原因、長く続く外出自粛が関係しているかもしれません。
外出自粛が続き自宅にこもりっぱなしになると、ついつい寝る時間が遅くなったり食事を抜いてしまったりと生活習慣が乱れがちになります。するとお肌が荒れるように頭皮の状態も悪化し、いわゆる「コロナ抜け毛」を引き起こしてしまう場合があるのです。
自分は頭皮や髪の毛にとって悪い習慣を行っていないか、まずはヘアトラブルを引き起こす主な原因を見ていきましょう。
生活習慣の乱れ
新型コロナウイルス感染症が蔓延したことにより外出自粛が推奨され、今まで外で働いていた方のほとんどが在宅勤務となりました。日々の買い物は可能な限り回数を抑え、休日のお出かけもぐっと少なくなってしまったことでしょう。
ずっと家の中で過ごすことによって普段の生活リズムが狂ってしまったという方も少なくないようです。充分な睡眠がとれていないと成長ホルモンが分泌されず、しっかりとした強い髪の毛が生えてこなくなり抜け毛を誘発してしまう場合があります。
血行不良
自分の頭皮を触ってみて「硬いな」と感じた場合、血行不良の可能性が高くなります。毛根は頭皮の毛細血管とつながっていて、血行が悪いと毛根に栄養が行きわたりにくくなってしまうのです。その結果、毛が細くなり、抜け毛を引き起こしやすくなります。
外出自粛によって身体を動かす機会が減り、季節柄肌寒い日が続くようになった今、女性を 中心に血行不良の方が増えているようです。
栄養バランスの偏り
外出自粛期間中はできるだけスーパーに行く回数を抑えるため「インスタント食品を買い込む」「デリバリーで済ませる」という方も多かったようです。脂っぽい食事は頭皮の皮脂分泌を過剰にします。
いつもより多く分泌された皮脂は普段通りの洗髪では除去しきれず、毛穴詰まりの原因になってしまうことも。毛穴が塞がると毛根の先端にある毛細血管の働きが鈍くなり、髪の毛に適切な栄養が届かなくなります。丈夫な髪の毛が育たずに抜け毛を誘発してしまうので注意しましょう。
過度なストレス
「なかなか思うように外出できない」「リモートワークが取り入れられて仕事環境がガラッと変わった」などのストレスで自律神経のバランスが崩れ、ヘアサイクルが乱れてしまうことも。