オフィスカジュアルとは？
オフィスカジュアルとはその名の通り「オフィスシーンにふさわしい服装」を指します。身にまとうアクセサリーやネイルデザインなども含め、華美すぎずナチュラルで清楚感のあるスタイルが好まれます。またスーツとまでは言わずとも、ある程度のきちんと感も必要。季節にもよりますが取引先など、お客様と会う予定がある際は１枚羽織れるジャケットを持っておくのが無難です。
これだけは押さえたい ベーシックカラー
まず、オフィスカジュアルの基本として押さえておきたいのが「ベーシックカラー」です。 ベーシックカラーとは白・黒・紺・グレー・ベージュの5色を指します。その日のファッションのベースとなるアイテムをこれらのカラーで決めておけばナチュラル見えするので安心です。特に白のブラウスは顔映りが明るくなるので１着は持っていた方がよいアイテムでしょう。
最近は「くすみカラー」もトレンドの中心になっており、ビビットなカラーに比べ取り入れやすいので、モーブピンクやくすみミントのパンツやブラウスを差し色として１点投入するのもおすすめ。これぞオトナ女子の着こなし術です。
着回し万能なアイテム
毎日の通勤コーデを考えるって大変ですよね。かといって手を抜くことはできないのでどうしても洋服代がかさんでしまってはいないでしょうか。オフィスカジュアルなファッションにはオールシーズン着まわせるアイテムをクローゼットに控えておくことをおすすめします。
ジャケット
商談などお客様と会うときにはかっちり見えるジャケットを持っておくとよいでしょう。迷ったら好印象間違いなしのベージュがおすすめ。どんな色のアイテムと合わせても違和感なく馴染みます。ベーシックカラーブラウス
白や紺のブラウスは言わずもがな万能アイテム。上に羽織るカーディガンや、カラーボトムスを合わせて遊べば「あれ？先週と同じ服？」なんてことも感じさせない、着回し力です。美シルエットボトム
少しくるぶしが覗くくらいのクロップド丈のパンツはキレイ目コーデで主役となります。センタータックが入っているものを選ぶときちんと感に加え、美脚効果も抜群です。ミモレ丈スカート
スカートを選ぶときは露出が増えるミニスカートは避け、できるだけ膝が隠れるくらいの長さのものを用意しましょう。全体がレースになっているものや、フレアなシルエットでナチュラルなカラーのスカートを持っておけばフェミニンな雰囲気もプラスできます。オフィスでもOKなヘアアレンジ
いくら服装に気を使ってもヘアスタイルが手抜きではせっかくのファッションも台無しです。オフィスでもおしゃれに手を抜きたくない、というあなたにおすすめしたいこなれ感満載のヘアアレンジをご紹介します。
低めポニー
柔らか簡単アレンジ
忙しい朝でも比較的簡単にアレンジ可能な低めのポニーテール。後ろで髪の毛をひとまとめにするとき、ぴたっと整えすぎずふんわりさせることがこなれ感を出すポイントです。もみあげと、襟足から髪の毛を細く引き出しルーズに見せるのもアレンジをワンランクアップさせるために忘れてはならないところ。おくれ毛だけでもカールを付けると柔らかい印象に仕上がります。
結び目に大ぶりなアクセサリーを付けずとも、くくったゴムの上に細い毛束を1周巻き付ければ後ろ姿もぬかりなし。頑張りすぎないアレンジが魅力的です。
ふんわりシニヨン
シニヨンアレンジ
後ろで一束にまとめた髪の毛をねじり、ふんわりと根元に巻き付けて作るシニヨンスタイルは結婚式の二次会やパーティーなどの場でも人気のアレンジです。ヘアゴムと数本のピンがあればできるので、髪の毛をすっきりまとめて通勤したい方にはオフィススタイルとしてもおすすめ。すっきりまとめることによりきちんとした印象になります。慣れると特別器用でなくてもササッと簡単にできます。
ひとまとめに結ぶ際トップの髪の毛をバランスよく引き出しておけば程よくルーズに仕上がるのでその日のスケジュールに合わせて若干アレンジを変えてもよいですね。
外ハネ巻き
ミディアムヘア×外ハネ
シンプルなダウンスタイルが好みのミディアムヘアの方にはセミウェットな外ハネ巻きがおすすめ。ベースはさらっと外ハネに。上にはね上げすぎないのがポイントです。最表面の髪の毛は細めの束ですくいとり、あえて内巻にすることで立体感とエアリー感がだせます。
巻いたあとはミルク系のワックスや艶出し系のオイルを手に取り、半分から毛先を中心にクシャっと揉みこむことでウェットな質感へ。あまり濡れ髪にしすぎるとカジュアルになってしまうので、手に取るスタイリング剤の量には注意しましょう。
簡単なのに凝っているように見せられる、忙しい女性にとってのお助けスタイルです。
オフィスでおすすめ ネイルカタログ
パソコンを触るとき、手帳を持ったとき、お茶を出すとき……
周りの人だけでなく自分の視界にも自然に入ってしまうのが指先です。きれいにネイルを整えていればオフィスでも気分やモチベーションが上がります。ここではオフィスシーンにおすすめしたい、働くオトナ女子におすすめのネイルカタログをご紹介します。
ヌーディーなワンカラー
ワンカラーネイルデザイン
ヌーディーなカラーは肌馴染みがよく、爪全体を１色で塗るワンカラーデザインにしても浮くことがありません。オフィスカジュアルなファッションでも取り入れたいベージュ系のカラーをはじめ、ブラウンやピンク、ラベンダーなど、きれいめカラーがおすすめです。
くすんだニュアンスでこなれ感も演出。肌にそっと馴染むその１色が指先を細長く魅せてくれます。
できる女の王道ネイルです。
フレンチ
フレンチネイル
シンプルでナチュルなデザインを代表するフレンチネイル。爪先に施す色を変えればさまざまな雰囲気を楽しめます。
最近はもっぱら細めラインのフレンチが人気。上品でエレガントに仕上がります。またシンプルで飽きのこないデザインなので、忙しくて次回サロンに行くまでに時間が空いてしまうという方でも長い期間楽しむことができます。ベースカラーを肌色に近いナチュラルカラーにしておくことで伸びても違和感なくきれいなデザインが継続。
忙しい毎日を送る女性に優しいデザインです。
グラデーション
ラメグラデーションネイル
指先に向かうにつれて色を濃くすることで指が長く見るグラデーションネイル。人気のくすみカラーでも、少し遊びのある色でも、半分クリア交じりなので落ち着いて見えます。
中でも細かいラメグラデーションはさりげない輝きがプラスされオフィスシーンにもおすすめ。360度どこから見ても美しい手元になります。上品なラメはラグジュアリー感もプラスしてくれるのでオフのスタイルにも華を添えてくれます。
ワンポイントデザイン
ナチュラルレースデザイン
全体をシンプルなカラーでまとめてどこか１か所、アートを楽しむのもよいですよね。かわいらしいピンク色に繊細なレース模様をあしらえば、それはもうアクセサリー。仕事中自分の手元を見て心が躍ります。
全体的に入れてしまうと派手になるアートも、1本ないし2本だけにとどめれば主張しすぎないデザインに。フォーマルなシーンでも浮くことはありません。ワンポイントとしてビジューやパールなどのパーツを取り入れるのもおすすめ。
さり気なく、がオトナ女子流です。
さいごに
今回はオフィスカジュアルなファッションや、オフィスシーンにおすすめしたいヘアスタイル、ネイルデザインをご紹介しました。自分の裁量だけで通勤ファッションの基準を決めると会社の雰囲気やその日の仕事にそぐわないこともあるので、まずはきちんと会社の規定を確認して、その範囲でできる最大限のおしゃれを楽しんでくださいね。
岡﨑のぞみ
