サロンで体験できるネイルの種類
一言でネイルサロンといっても、体験できるネイルの種類はさまざまです。「サロンに足を運んだはよいものの、いざ出来上がりを見てみたら想像していたものと違った……」なんてことになったら、とても残念な気持ちになってしまいますよね。
自分にとって最適なネイルは生活スタイルや希望のデザインによって変わってきます。まずはサロンで提供されているネイルの種類を把握し、自分にぴったりのものをチョイス。予約時にも、どのネイルを施術希望か担当ネイリストに伝えておくと安心です。
ハードジェルネイル
ジェルネイルの1種でジェルネイルの開発当初からあるものです。ソフトジェルが開発されるまではジェイルネイルといえばこのハードジェルを指していました。その名の通り強度があり、丈夫なのが特徴です。折れにくく、ヒビが入ることも少ないため、長めの爪を保ちたい方におすすめ。
爪に厚みを出すことも得意なので、大粒のストーンやネイルパーツを使用した華やかなネイルアートを希望したいときはハードジェルネイルを選択しましょう。剥がれにくいため「ソフトジェルだと持ちが悪い……」というお悩みも、ハードジェルを使用することによって解決できる場合が。その分オフに時間と手間がかかるので、ソフトジェルと比較すると価格が若干お高めです。
ソフトジェルネイル(ソークオフジェルネイル)
現在ネイルサロンで使用されている主要のジェル。ハードジェルよりもあとに開発されたものですが、リムーバーで比較的簡単にオフできる点も含め扱いやすいため、メーカーから出ているカラーのバリエーションも豊富です。
薄づきで、自爪に近い感覚のままジェルネイルを楽しめるのでジェルネイル初心者さんにおすすめです。ハードジェルと比較すると強度はそれほど高くないため、爪の長さは短めに整えましょう。
取り扱っているサロンが多いこともあり、さまざまなメーカーが独自開発したソフトジェルを販売しています。今回はそのなかでも代表的な3つのメーカーのソフトジェルを紹介します。
①パラジェル
ジェルを塗布する前に行う爪の表面に細かい傷をつける作業(サンディング)が必要ないソフトジェル。柔らかい素材でつくられていることもあり、自爪にやさしいジェルネイルです。カラーの発色や持ちがよく、ワンカラーやグラデーションなどの色味を楽しむデザインに向いています。
ただ、メンテナンスをおこたるとカビが発生してしまう可能性があるので注意が必要。爪の先端やサイドなど、剥がれている部分が見つかった場合はすぐに担当ネイリストに相談しましょう。
②カルジェル
カルジェルは使われている素材の質感が比較的柔らかく、爪へのダメージが少ないソフトジェルです。柔軟性に優れているので折れにくく、ヒビも入りにくいといった魅力があります。「爪にダメージを受けやすい」「ジェルネイルをやりすぎて自爪が薄くなってしまった」という方におすすめ。反対に自爪がしっかりしている方は、伸縮性の違いからジェルが剥がれやすくなってしまうので、カルジェルは避けた方がよいかもしれません。