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美味しい秋を堪能! 旬の食「栗」の魅力とは?【管理栄養士おすすめレシピ】

秋は美味しい食材がたくさん収穫される季節ですね。
秋の味覚のひとつである栗はそのままはもちろん、料理、スイーツとさまざまな食べ方ができる人気の食材です。
今回は栗の栄養素とカロリー、そしておすすめの栗レシピをご紹介いたします。

栗の栄養素

栗にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれますが、主に、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、タンニンが多く含まれます。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質をエネルギーに換える働きを助けてくれるので、糖質、アルコールを多く摂る方、体を動かすことが多くエネルギー消費が多い方に積極的に摂っていただきたい栄養素です。

ビタミンC

ビタミンCは、皮膚や骨、血管を丈夫にする働きがあり、肌にハリとツヤを与えてくれるコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。また、抗酸化作用があるため生活習慣病の予防に役立ちます。抗酸化作用には免疫機能もありますので、病気への抵抗力を高める働きも期待できます。
一般的にビタミンCは熱に弱く加熱によって壊れやすいのですが、栗に含まれるビタミンCはデンプン質に包まれているため、加熱しても壊れにくく効率よく摂取することができます。

カリウム

カリウムには体内の水分を一定に保つ働きがあります。浸透圧を調整しナトリウムの排出を促すので、食塩の摂りすぎによる高血圧を防ぐ働きがあり、むくみ予防にも効果的です。

タンニン

タンニンは栗の渋皮に多く含まれるポリフェノールの一種で、強い渋みがあるのが特徴です。抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防に役立ちます。また、アルコールの分解作用もありますので、二日酔いにも効果的とされています。

栗のカロリー

嬉しい栄養素がたくさん摂取できる栗ですが、1粒あたり20~40kaclのエネルギーが含まれます。食べ過ぎればカロリー過多になりますので注意が必要です。
食べると止まらなくなるほどの美味しさですが、おやつにする際は大きさによって5~10粒程度にしましょう。

【レシピ】栗おこわ

栗といえば、栗ご飯!今回はもち米を使って、炊飯器で手軽に作れる栗おこわの作り方をご紹介いたします。
仕上げにバターを加えたコクのある栗おこわです。

【材料】4人前

・栗    400g 
・もち米  2合  
・酒    大さじ1 
・塩    小さじ1/2
・バター  10g

【作り方】

① 栗は1時間以上水に浸けておく。(皮をむきやすくするため。時間があれば一晩浸けておくと、よりむきやすい。)
② 栗のとがっている方から包丁を入れ、下に引っ張るようにして縦に鬼皮をむいていく。さらに渋皮をむく。水に10分ほど浸してアクを抜く。
③ もち米は洗ってざるに上げ、20分ほどおいておく。
④ 炊飯器に③を入れ、酒を加え、炊飯器のおこわのメモリに合わせた水、塩を加えてよく混ぜる。
⑤ ④に栗をのせて炊く。炊き上がったらバターを加え、全体を切るように混ぜ合わせ、器に盛る。

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