巷でよく耳にする、「完全栄養食」…こちらがどんなものなのか、皆様はご存じでしょうか?
このコラムでは、いま今話題の完全栄養食、「BASE FOOD(ベースフード)」のなかの「BASE BREAD(ベースブレッド)」をテーマに、上手な活用方法を現役管理栄養士の視点で解説していきます。
食べ方次第で簡単に栄養素のバランスを整えられるので、必見ですよ!
目次
完全栄養食とは?
完全栄養食とは、人が健康を維持するために必要な栄養素を全て含んだ食品を指します。
完全栄養食の多くは、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2020年版)」が定める、1日に必要な栄養素を過不足なく補えるものだと言われており、毎食欠かさず食事を摂るのが難しい現代社会において、手軽に栄養を補える食品として注目されています。
BASE FOODとは?
ベースフード株式会社が販売している、完全栄養食。ブレッド、パスタ、クッキーがあり、さまざまな種類や味が揃っています。
なかでもBASE BREADは、1つで1日に必要な栄養素の1/3をまるっと摂れる食品です。
忙しくて用意するのが大変な朝食もBASE BREADなら1食置き換えるだけで、簡単に美味しく必要な栄養素を摂ることができます。
バリエーション豊かなBASE BREAD
画像引用:https://shop.basefood.co.jp/products/basebread/curry
BASE BREADは、現在8種類のラインナップがあり、毎日食べても飽きが来ないようになっています。
◎全粒粉のやさしい甘みが特徴のロールパン・プレーン
◎新配合でつくられたロールパン・リッチ
※リッチは公式オンラインショップで限られた方しか購入できないレア商品です!
◎サクサク食感が食べやすいミニ食パン・プレーン
◎レーズンの旨みがじゅわっと広がるミニ食パン・レーズン
◎まろやかな甘みが人気のスティックパン・メープル
◎シナモンの香りが食欲をそそるスティックパン・シナモン
◎デニッシュのような食感のマーブルパン・チョコレート
◎揚げずに焼いたカレーパン風
<BASE BREAD プレーンの栄養成分表示>
エネルギー |
たんぱく質 |
炭水化物(糖質) |
脂質 |
食物繊維 |
食塩相当量 |
205Kcal |
13.5g |
23.9g(20.7g) |
5.4g |
3.2g |
0.5g |
※栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
BASE BREAD、どうやって食べるの?
「BASE BREADは、1日に必要な栄養素の1/3をすべて摂れる」とお伝えしましたが、実はこちらを1食に1個食べるだけではエネルギーがかなり抑えられるため、ボリュームとしてはお腹を満たすのが難しいところ。
そこで筆者がおススメする食べ方は、ベースブレッド1個+低脂肪乳(または豆乳)200ml+サラダ(120g前後)の組み合わせ!
脂質を抑えつつ簡単に三大栄養素のバランスを整えることができます。
本当に忙しいときには、サラダを砂糖・塩不使用の野菜ジュースに置き換えても良いですね。
<BASE BREAD プレーン1個、低脂肪乳200ml、サラダ(キャベツ、ブロッコリー、トマト合わせて120g)、和風ドレッシング大さじ1(15ml)の栄養価>
エネルギー |
たんぱく質 |
炭水化物(糖質) |
脂質 |
食物繊維 |
食塩相当量 |
365Kcal |
23.3g |
41.7g(35.9g) |
11.6g |
3.14g |
1.3g |
BASE BREADをもっと美味しく食べるためのおすすめレシピ
ラインナップ豊富なBASE BREAD。
そのまま食べても、トースターで軽く焼いても美味しいですが、管理栄養士おすすめの簡単で美味しいアレンジレシピをご紹介します!
メープルチーズパン
<材料>
・BASE BREAD メープル…1袋
・ピザ用チーズ… 20g
<作り方>
1.BASE BREAD メープルを、横半分に割る。
2.枚に分かれたパンのうち2枚にチーズを乗せる。
3.4枚すべてを600Wのトースターで5分程焼く。
4.チーズを乗せたパンと、乗せてないパンを重ねてチーズをサンドして出来上がり
とても簡単なのに、メープルの甘みとチーズの塩味が絶妙なハーモニーでおすすめですよ!
まとめ
完全栄養食は上手に活用すれば、どんなに忙しくても健康であり続けるためのサポート食品となります。
筆者はオンラインショップを利用しており、いつもBASE BREADに助けられています。
また、前後の食事で補いきれない栄養素を3時のおやつの際に、BASE COOKYを活用することで補填しています。
こちらは5種類のフレーバーがあり、おすすめはアールグレイ味。
ただ、完全栄養食を利用するのにあたり、忘れてはならない大切なことをひとつだけお伝えします。
「食生活は、主食・主菜・副菜を基本に、食事のバランスを」
普段の食事バランスにも気を付けつつ、忙しいときにはBASE FOODを上手に取り入れましょうね。