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ダイエットのためにも知っておきたい代謝の違い!

ダイエット中の方や、年齢を重ねていくとよく代謝悪くなった、代謝が落ちたなどの言葉も耳にしますのでこの場を借りて、説明させていただきます(^O^)/

代謝とは

代謝とは、そもそも

⑴ 古いものが次々に新しいものに入れ替わること。

⑵ 生体内で物質が、次々と化学反応して入れ替わること。
 それに伴い、エネルギーが出入りすること。

大きく分けて、この2点の意味となります。

⑴ 基礎代謝(BMR)

基礎代謝とは、身体的・精神的に安静にしている状態でのエネルギー代謝量であり、生命維持のためだけに必要なエネルギーです。
要するに生きるために最低限必要なエネルギー
しかし、基礎代謝を実測するのは現実的に難しいため、基礎代謝に関するいくつかの推定式があります!

よく耳にする、Harris-Benedict式、他にもアスリートでは国立スポーツセンターから基礎代謝を測定する式が開発されています。(基礎代謝=除脂肪体重(kg)×28.5)
しかし、この基礎代謝は影響を及ぼす因子があるということも念頭に置かなければなりません。
例えば、体表面積が広いこと、筋肉量が多いこと、季節によっても変化します。
また、体温も関係しており、体温が高ければ基礎代謝量が大きくなります!!!!
そして、身長・体重が同じであっても平熱の差によって基礎代謝量も変わる可能性があります。

⑵ 安静時代謝(RMR)

安静時代謝とは、基礎代謝量測定時のように姿勢や食事、室温、などの測定条件を規定しないで、仰臥位あるいは座位で安静に過ごしている状態消費されるエネルギーのことです。
通常、安静時代謝は、基礎代謝の10〜20%増しとします。
体重にも影響され、体重の減少に伴い、安静時代謝は減少します。
そのため、体重が重い時の方が、安静にしている場合でもエネルギー量を多く使います。

また、体脂肪量の体内で占める割合は高いですが、単位重量当たりのエネルギー消費量はとても低くいのです。
そのため脂肪は身体全体における、エネルギー代謝量は多くありません。

⑶ 睡眠時代謝

睡眠代謝とはその名の通り、睡眠をとっている状態のエネルギー代謝です。
睡眠状態の時は、副交感神経が優位の状態にあり、心拍数が低く、骨格筋が弛緩しており、身体の動きが少ない状態にあります。
以前は、基礎代謝レベルよりも低いとされていましたが、
現在は、基礎代謝と同等とされています。

⑷ 食事誘発性熱産生(DIT)

食べ物を食べた時にエネルギー代謝が亢進することを、食事誘発性産生熱といいます。
このDITは食物中の糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー比によって異なります。

ちなみに、たんぱく質のみを摂取した食事の場合は、
エネルギー摂取量の約30%に達し、
糖質のみでは約6%
脂質のみでは約4%と言われています。

この食事誘発性熱産生によって得られた熱は、寒い時には体温の維持、気温が適温の時には、熱は単に放出されるとされています。

まとめ

代謝の変動として、どのような時に身体としてはどういう代謝状態を示すのかも理解しておくと、普段の何気ない変化と思っている部分からも、ご自身の運動や、食事、生活状況ことを踏まえた上で、考えるきっかけになるでしょう!

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