えいようJoin

Column

コラム

料理 美容

味噌で美容効果UP!? 管理栄養士が教える味噌の食べ方

お料理の味を決める調味料としてだけでなく、健康食品としても親しまれている味噌。
じつはこの味噌、美容にも効果があることはご存知でしょうか?
今回は味噌がもつ美容効果についてお伝えしていきます。
また、味噌の主な種類や効果的な食べ方、注意すべき点もご紹介しますので、今後美容法として味噌を取り入れようと考えていらっしゃる方は要チェックです。

味噌に含まれる美容効果

味噌は、大豆や大豆麹、塩などを原料として作られる発酵食品であり、イソフラボンやアミノ酸、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、ナトリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。これらの栄養素は美容効果にもつながります。

美肌効果

味噌には肌に良いとされるビタミンやミネラル、アミノ酸が豊富に含まれています。
特に、アミノ酸の一種であるグルタミン酸には、肌の保湿効果やハリ・弾力の維持に役立ち、シワや乾燥肌を防ぐ効果が期待できます。
また、リノール酸にはシミの原因となるメラニンの合成を抑えてくれる働きがあり、美白効果も期待できます。

参考:Beauty&Health リセラテラス/味噌の美肌効果とは?味噌の種類や摂り方、注意点もご紹介!

エイジングケア効果

エイジングケアには抗酸化物質を摂ることが重要です。
抗酸化とは活性酸素を除去すること。「老化」とは、この活性酸素が血管や内臓の細胞を酸化させることで起こります。すなわち活性酸素の働きを止めることが老化の抑制に繋がり、抗酸化=エイジングケア効果の方程式が成り立つのです。
味噌には、ビタミンE、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールなどの抗酸化作用のある成分が豊富に含まれています。

参考:日経ヘルス/美肌になり、骨も強く 味噌のアンチエイジング効果

味噌の種類

味噌には大きく分けて下記の4種類があります。
・米味噌
・豆味噌
・麦味噌
・合わせ味噌

特に美肌効果が高いとされているのが米麹でできた米味噌です。
シミのケアなど美肌に有効な成分が多く含まれるため、白味噌など米麹の割合が高い味噌を選ぶと良いでしょう。
また、豆味噌には大豆イソフラボンが多く含まれています。そのためイソフラボンによる美容効果が期待できるほか、骨を強くして骨粗しょう症の原因となる骨吸収を抑える効果も期待できます。
麦味噌は、他の味噌よりも炭水化物の量が多く塩分控えめで、健康に気を遣っている人も使いやすい種類の味噌です。

味噌のおすすめの食べ方

ここからは「簡単」だけど「美味しい」、今日の夕食から真似したくなる味噌を使ったおすすめ料理をご紹介します。

味噌料理の定番! 味噌汁

味噌の食べ方おすすめナンバー1と言えば、やはり味噌汁でしょう!
味噌汁を1日に2杯以上飲むと、味噌の他に水分も十分摂ることができるため、味噌による美肌効果以外にも肌を乾燥から守ることもできます。
味噌に含まれる酵素は熱に弱いので、沸騰させずに火を止めたあとに味噌を溶かし入れてください。冷めたものを温める際は、気泡が出てきたらすぐに火を止めるようにしましょう。
ご家庭で作られる際は、味噌の種類や配合を変えて好みの味を見つけてくださいね。

味噌を味付けに味噌炒め

炒め物や煮物、ドレッシングなどにも味噌を使用することができます。味噌の風味が料理を豊かにし、食欲をそそります。
野菜炒めや肉、魚と一緒に煮込むのもおすすめです。
もつ煮やサバの味噌煮、ホイル焼きなどのメイン料理だけでなく、ホウレンソウのゴマ味噌合えなど副菜の料理にも使えますよ。
また、加熱しすぎると栄養素が壊れる場合があるので、加熱料理に使用する場合は最後に加えるなどして、できるだけ生の状態で摂るようにしましょう。

野菜がすすむ! 味噌ディップ

野菜やクラッカーのディップとしても味噌を使用することができます。味噌にはうまみ成分が多く含まれており、一緒に食べる食材の風味を引き立ててくれるのです。
ねぎ味噌を作っておにぎりにのせて焼く、味噌マヨにして温野菜につけて食べるのも良いですね。

まとめ

今回は、味噌がもつ美容効果についてお伝えしました。
味噌汁以外にも普段の食卓で味噌は大活躍。ぜひ味付けのワンポイントとしてプラスしてみてはいかがでしょうか?
味噌にはいろんな種類がありますので、自分に合っているものをぜひ取り入れてみてくださいね。

無料資料ダウンロード
無料資料ダウンロード