自然な長さでやわらかく爪にフィットする、ソフトジェルネイル

ジェルネイルは、爪にとろみのあるジェルをのせ、UVライトを当て硬化させ爪に色や輝きを出します。ジェルは自爪と密着するため浮いたり剥がれたりしにくく、マニキュアと違い頻繁に塗りなおす必要がないため人気があります。

特にソフトジェルネイルは仕上がりの質感がやわらかく、また薬品を使って落とすことができるため、爪を傷めないということで人気があります。基礎知識を学び、ジェルネイルに挑戦してみましょう。

爪にしっかり密着し、薬品で落とせるソフトジェルネイル

ソフトジェルネイルは、アセトンという薬品を使い溶かして落とすことができるので、ソークオフジェルとも呼ばれます。薬品で溶けないハードジェルネイルと違い、ジェル部分を削らずにオフすることができるという扱いやすさが人気です。よく耳にするカルジェルやバイオジェルは、ソフトジェルネイルの一種になります。

やわらかい質感の仕上がりになるので、ハードジェルネイルと違い長さを出すことは基本的にはできません。長さを出す場合でも数ミリ程度までとなっていますが、欠けたり折れたりしにくくなっています。

ソフトジェルネイルでは、まず爪の長さや形を整えてからジェルの定着をよくするため爪表面を軽く削り細かい傷をつけます。次に爪専用の消毒液で丁寧に爪を拭き取り、ジェルを塗りやすい状態にします。それから平筆でベース用のクリアジェルを塗りUVライトで硬化させ、次にカラージェルを塗り再び硬化させます。そして更にトップ用のクリアジェルを塗って硬化させ、最後に専用リムーバーで爪表面に残った余分なジェルを拭き取って落とせば完了です。落とす場合には、アセトンを含む除光液を含ませたコットンを爪に巻き、更にアルミホイルで包んで15分ほど置き、削り取ります。

扱いやすさで人気のソフトジェルネイル

ソフトジェルネイルはやわらかいので爪に密着します。自爪がやわらかい場合、質感の硬いハードジェルネイルやアクリルスカルプチュアをつけると剥がれやすくなる場合もありますが、ソフトジェルネイルではそういったことが起こりにくくなります。きちんとケアすれば、爪が弱い場合でも二枚爪を防いで自爪をきれいに伸ばすことができます。

ソフトジェルネイルはハードジェルネイルと違い、水や空気を通します。そのため、爪にカビが生える、グリーンネイルが起こりにくくなります。これらがソフトジェルネイルの人気の理由と言えるでしょう。

ソフトジェルネイルに必要な材料や道具は市販もされていて、購入すれば自宅でも行うことができます。しかし、施術する人の技術によって仕上がりや美しい状態が持続する期間は変わってくると言われています。利き手の爪への施術は利き手と反対側の手だけで行わなければならないため、左右で仕上がりが変わってくる場合もあります。また施術者の技術だけでなく、センスによっても変わってきます。美しいネイルを手に入れるには、ネイルサロンで信頼できるプロにお任せするのが一番の近道と言えるでしょう。

ソフトジェルネイルができるサロンを探そう

ソフトジェルネイルをしようと思ったら、まずは取扱いのあるネイルサロンを探します。ソフトジェルネイルは人気があり、取り扱っているサロンも多くありますが、従来のアクリルスカルプチュアやハードジェルネイルとは異なる材料を使用するため、事前に確認する必要があります。施術は1対1の付きっきりで行うため、突然行ってもネイリストの手が空いていない場合があり、基本は予約制になっているネイルサロンが多いです。

ソフトジェルネイルの料金は、両手の爪で合わせて10000円が相場と言われています。アートの種類によって追加料金がかかる場合や、既についているネイルを落としてから新しいネイルをのせる場合には更に料金がかかることがあります。

所要時間は1時間~2時間程度で、だいたい3~4週間程度経った頃に落としてやり直す場合が多くなっています。ネイルサロンによっては料金が割引になったり、セットメニューがお得になるクーポンを用意しています。フリーペーパーやクーポンサイト等でお得な情報をゲットしておくとよいでしょう。

ソフトジェルネイルで指先に自然な美しさを

仕事で指先を使うから爪は伸ばせない、けれどもネイルをおしゃれに楽しみたいといった方に、ソフトジェルネイルはぴったりです。従来のアクリルスカルプチュアなどと違って自然な長さで自爪にフィットします。しかもマニキュアと違って剥がれにくく、一度つけると美しさが長持ちするので、忙しい方にもおすすめです。お気に入りのネイルサロンを探して、ソフトジェルネイルに挑戦してみましょう。<

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