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そもそもなぜインバウンド対策をするべきなのか?
それは業界の市場性と将来性を見たときに、インバウンド対策をするということは、一つの選択技になるのではないでしょうか?
まず、現在日本全体で抱えている問題として「人口減少」による「超高齢化社会」が待ち受けています。1920年から人口調査というものが始まりましたが、5年前の調査から日本の総人口が減少しはじめました。(皆さん知ってました?)
これをどう捉えるべきなのか?真剣に考える必要があるのではないでしょうか?
これから延命薬の開発などで不老不死が実現可能にならない限りは、間違いなく「日本の人口は減っていく」ということを受け入れなくてはなりません。(全世界の人口は増え続けているんですけどね・・・特にアフリカとアジアの人口がまだまだ増えるみたいですよ!)
そしてもう一つ「超高齢化社会」という現実です。人口が減るばかりでなく、高齢化社会になるときに起こりうる業界に与えるマイナス要素を考えておかなくてはいけないということです。
例えば
①美容サロンに行く回数が減る。⇒⇒原因要素:美容意識の低下、コスト削減
②美容サロンに行かなくなる。⇒⇒⇒原因要素:美容意識の低下、コスト削減、ホームケアへの変更
③美容サロンにいけなくなる。⇒⇒⇒原因要素:健康・体調の問題
などなど、理由は個人によって違いますが高齢化社会になると、そもそもの今ある「需要・マーケット自体が縮小」されていく可能性が高いです。
そしてもう一つ大事なことがあります。それは「サロン数自体の増加」という問題です。下記図を参照に見ると「ヘアサロン」「ネイルサロン」などのサロン数自体は今も尚増え続けているということです。
サービスを提供する側は増え続け、サービスを受ける側は減っていく。(供給>需要)という供給過多の図式が描かれています。これはサロンにとって更に競争を激化させる図式にしか見えません。
需要が減ったとしても今の売上げを確保する及び伸ばしていくという問題を解決していくためには、「顧客の単価を上げる」「顧客の来店回数を引き上げる」「プロユース商品の店販に力を入れる」「新しいサービスを生み出す」などを実現させるしかありません。
上記の「時流」を見たときに、インバウンド対策をするべきか否かは各サロンで決めるべきことではありますが、インバウンドの方々への対策は、今までに無い「新しい顧客の創出」に繋がるのではないでしょうか?
新規顧客をクーポン競争(価格競争)で勝ち取るのではなく、「日本の美容技術の価値」を世界の方々に多いにアピールし、そして体験してもらい、満足、感動を与え、「日本で美容を体験する」ことを一つのステイタスにしていければ、ひとつの「クールジャパン」に繋がると思います。ビジネスにおいて「時流」を見極めること!これが大事ですね!
次回はその「クールジャパンとは何なのか?」についてお話しますね!
タカっちでした。