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2017年11月9日 更新

大根の葉は捨てちゃダメ! 実は栄養の宝庫なんです

大根はゆでてよし、煮てよしの人気野菜ですね。ただ、一般的に食べられるのは白い根の部分で、葉は切り落として捨てる人が多いかと思われます。実は、大根の葉はとっても優秀なのです! そんな大根の葉について解説します。

根より葉の方が優秀なんです

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さて、皆さんに聞いてみたいことがあります。

大根の葉って、いつもどうしていますか? 買い物の時点で、切り落としてもらいますか? それとも、自宅で料理する時に切って捨ててしまっていませんか?

白い根の部分に目が行きがちですが、実は大根の葉は、大変優秀な食材なのです。

カルシウムは根の10倍以上!

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根と葉の最大の違いは「栄養価」です。

文部科学省の食品成分データベースを使って、栄養価を比較してみましょう。可食部分100gあたりの成分表から抜粋してみました。

根(100g)

   
カルシウム 23mg
ビタミンC 11mg
βカロテン 0μg
カリウム 230mg

葉(100g)

   
カルシウム 260mg
ビタミンC 53mg
βカロテン 3,900μg
カリウム 400mg

なんと、大根の根より、遥かに栄養価が高いのです。

主要成分を軒並み上回っており、カルシウムだけでいうと10倍以上の差があります。特筆すべきは、βカロテンの含有量。この数値からすると、もはや立派な「緑黄色野菜」と言えます。

大根の葉炒め

調理時間:5分

大根の葉は栄養価だけなく、使い勝手や味も大変優秀です。今回は、「大根の葉炒め」のレシピをご紹介します。

材料(2人分)

   
大根の葉 200g
しょうゆ 大さじ3
ごま油 大さじ2
みりん 大さじ2
白ごま 大さじ2
山椒(あれば) 小さじ1

作り方

1. 大根の葉を5mm大に切り、1~2分ほど軽く湯通しする。
2. フライパンにごま油を入れて軽く熱してから、水気を切った大根の葉を入れ、炒める。
3. ある程度火が通ったら、調味料を入れ、水気が飛ぶまで炒める。
4. 白ごまをかけ、よく混ぜ合わせたら完成。

ご飯にかけてよし、おにぎりの具にしてよし、まぜご飯にしてもよし。ほかの食材と組み合わせて、パスタの具にするのもよいですね。

少し甘めの味付けが好きな場合は、みりんの量を半分にし、めんつゆを大さじ1入れてください。

調理のコツは、炒める際に必ずごま油を使ってください。香ばしさが全く違ってきます。

余りはタッパーに入れ、冷蔵庫に入れておきましょう。保存期間は、約1週間です。栄養価が高く、簡単につくれるので、ぜひお試しください。

これからは、大根の葉を捨てずに有効活用しましょう!


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