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    ワックスを種類や特徴を知って、理想のスタイリングを実現!

    髪型を整えるために欠かせないワックス。ストレートでもウェーブでも、髪の毛を立たせたり、ツヤ感を出したり、用途は様々で多くの人に使用されています。

    ワックスは、使う目的や髪質によって、それに合った種類のワックスを選ぶ必要があります。

    例えば、髪の毛をしっかりとくせ付けしたい人や、髪質が固くて太い人にはファイバータイプのワックス、自然な毛の流れを演出したい、ふわっとした仕上がりにしたい人にはマットタイプのワックスがおすすめです。

    カタログナチュラルレアカール/田所 誠氏/INITY大阪府/心斎橋

    ワックスの特徴を知って、自分に合ったスタイリングを

    【セット力の強さ別】

    ▼ファイバータイプ:ファイバータイプのワックスは、髪の毛に馴染みやすく、毛先の動きを出したり、毛束を作るのに優れたワックスです。ソフトなキープ力が優れているので、一度付ければ手ぐしでさっと直すこともできます。重さがあるため、髪の毛が柔らかい人よりも、固い人向けのワックスです。

    ▼マットタイプ:無造作ヘアを作りたいなら、マットワックスがおすすめです。マットワックスはツヤ感がなく、ふわっとした、自然な仕上がりになります。油分が少ないために軽く、髪の毛が柔らかい人でも、動きのあるスタイリングを作ることができます。ただし、キープ力やセット力も強いですが、伸びが良くないため、ミディアムやロングの人には使いにくいかもしれません。

    ▼マットタイプ:ファイバータイプとマットタイプの中間に位置するのがクリームタイプのワックスです。クリームタイプはツヤ感と伸びが程良く、使い勝手が良いのが魅力です。ショートからロングまで、幅広い髪型で使うことができる、柔軟性が非常に高いワックスです。

    【ワックスの固さ】

    ▼ハード:髪の毛を立たせたり、束感を出すことに優れたタイプのワックスです。髪に動きを付けたいときに使うと良いでしょう。キープ力に優れ、長時間髪型を保つことができます。女性の場合は、ショートヘアの人に広く支持されているようです。ハードタイプのワックスは男性が使用するスタンダードなワックスとされており、比較的、男性の利用が多いようです。

    ▼ソフト:ソフトタイプのワックスは、毛の流れを作ったり、髪をまとめたりすることを目的として使われています。しっかりと立てる、などのセット力は無いため、自然な髪型に仕上がります。そのため、比較的女性に好まれて使用されることが多いようです。ショートやロングなどの髪の長さや、ストレートやウェーブ等、髪型にはとらわれず、幅広い髪型で使えるため、利便性の良いワックスです。

    【髪質別】

    ▼猫毛:猫毛の人は髪の毛がつぶれたり、ボリューム感が足りないなどの悩みを抱える人が多く、そのためかセット力の高いファイバータイプのワックスを選ぶ人が少なくありません。

    ただし、猫毛は髪の毛が細くて軽いため、ファイバータイプでは重さに負けて、セットしても結局つぶれてしまいます。そのため、猫毛の人には軽くてセット力のあるマットタイプがおすすめです。

    ▼くせ毛:くせ毛で硬めの毛の人にはファイバータイプのワックス、尚且つハードタイプがおすすめです。ファイバータイプなら髪なじみが良いため扱いやすく、更にハードタイプであればセット力も抜群です。ファイバータイプは油分が多く重めのため、ボリュームを抑えることにも効果的です。逆に、やわらかい毛の人にはマットワックスがおすすめです。軽さを残し、自然な仕上がりでセットすることができます。

    事前のセットで仕上がりと持続力が変わる

    ワックスはただ付ければ良いというわけではありません。ワックスを使う前にある程度髪の毛をセットすることが重要です。

    まずは髪の毛を濡らし、しっかりとブローします。この時、なるべくワックスを付けた後の髪型に近づけるようドライヤーで癖を付けましょう。

    髪の毛を逆立てる、毛先を巻く、ハネさせる場合などは、この準備が特に重要です。このひと手間を行うだけでセットがしやすくなり、持続力もぐっと上がります。

    ワックス上手に使い、スタイリングを楽しもう!

    事前にドライヤーでセットをしたら、少しずつワックスと手に取り、手のひらで伸ばしてから髪の毛全体になじませます。

    ここで、一度に大量のワックスをつけようとするとベタつきや粉をふく原因となりますので注意しましょう。全体にワックスを馴染ませたら、後は必要に応じて髪の毛を立てたりねじったり、形を整えます。

    スタイリングのためにワックスを使うには、自分の髪質を知り、それに合ったワックスを選ぶことが大切です。自分に合わないワックスを使うと、どんなに使い方が上手でも、思い通りの仕上がりにすることは難しくなります。

    自分に合ったワックスを選び、上手に使うことで、スタイリングをより楽しむことができるでしょう。

    カタログツーブロックショート/遠藤 武尊氏/ERNEUER東京都/代官山

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